庭園内にある建物は、総称して「園亭」とよばれる。

例えば、池の周囲を歩き回ったとに、築山にのぼるには、かなりの距離を歩く必要がある。

必要に応じて、休憩所を設けることもあろう。

その代表的な建物が四阿である。一般的な四阿は4本の柱で屋根を支えるだけの簡素なつくりによって、休息しながらも周囲の景色を眺めることができるようになっている。

《六義園》では休憩所となる茶屋(四阿)が随所に設けられており、また茶室も設けられている。