「畳石」は、飛石とともに敷石の一種である。

自然石を敷き詰めたもの、自然石と切り出した方形の石を敷き詰めたもの、切り出した方形や短冊形の石を敷き詰めたものなどがある。

自然石を敷き詰めると表面に凹凸ができるが、やわらかい雰囲気を作り出すことができる。自然石と切り出した石との組合せの割合によって、その場の状況に合わせた景観をつくり、それを鑑賞者に訴えかけることができるのである。

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現在の《六義園》でも場の状況に応じた畳石の使い方をしている。