六義園

特別名勝「六義園」をめぐる! 廻遊式庭園は、随所に仕掛けがしてあるテーマパークです。その庭園の楽しみ方をぜひ知って、楽しんでくださいませ。

枝垂桜

2024年の桜の見ごろは

六義園の桜は、2024年の見ごろは3月中旬から3月下旬(具体的には3月22日から3月29日頃)になりそうだということです。 この時期、庭園正門近くのしだれ桜が満開になり、その美しさは圧巻です。 また、日没から21時まで、 […]

(8)園亭

庭園内にある建物は、総称して「園亭」とよばれる。 例えば、池の周囲を歩き回ったとに、築山にのぼるには、かなりの距離を歩く必要がある。 必要に応じて、休憩所を設けることもあろう。 その代表的な建物が四阿である。一般的な四阿 […]

(5)築山

池や泉のように土地を掘るものに対し、土を盛り上げて見晴らしのよい部分を作ることがある。 特に大きな敷地を持つ庭園では、全体を見渡せるような山を作る。これを「築山」という。築山より傾斜が緩やかなものは「野筋」といっている。 […]

(4)畳石

「畳石」は、飛石とともに敷石の一種である。 自然石を敷き詰めたもの、自然石と切り出した方形の石を敷き詰めたもの、切り出した方形や短冊形の石を敷き詰めたものなどがある。 自然石を敷き詰めると表面に凹凸ができるが、やわらかい […]

(2)園路

庭国内を歩く主要な道路が「園路」である。 この園路は、ほとんどが滑らかな曲線を描くようにつくられている。むしろ直線をわざわざ避けるようにつくられているのが普通である。 起伏のある土地を歩くには、なるべく平坦な部分を選んで […]

(1)門

門はいうまでもなく、園内への入口を示す部分である。 作庭するものにとっては、これからはじまるということを鑑賞者に示す部分であり、1鑑賞者にとってこれからはじまるものに対する興味や期待感が高められる部分である。鑑賞者は、こ […]

廻遊式庭園の構成の工夫の必要性

庭園がつくられ始めた頃にももちろん構成の難しさはあったはずである。しかし、近世になり廻遊式庭園が登場したことで、その難しさは一層増したと思われる。 廻遊式庭園の特徴として、まず広大な敷地につくられるということ、そして、既 […]